フードパントリーを開催している最明寺で困窮家庭の子供達を対象にした「寺子屋」が始まりました。最明寺では毎週月曜日、石原町にある本応寺では毎週木曜日の開催になります(小学生の部17:00~、中学生の部19:00~)
主催となるのは、「川越子ども応援パントリー」です(https://kawagoehinkonsympo.wixsite.com/kawagoepantry)
コロナウィルスの影響で一時的に学校教育が止まったことで、子供達の間で塾に行ける子とそうでない子の間で教育格差が生まれているそうです。元々、開催を予定していた寺子屋ですがそのような事情により開催が前倒しになりました。
今回の寺子屋には地元の大学生や退職職員、元プロの講師など様々な方がボランティアとして力を貸してくださってます。(基本的に先生と生徒のマンツーマンの指導になります)
「お寺」で開催することで、単に勉強を学ぶだけでなく講師の大人たちとの世代を超えた交流や家で一人で居ることの寂しさの緩和、心の安定の場として寺院を利用してほしいとの思いがあります。
「寺子屋」の名の通り、かつてお寺は子供達に勉学を教える場として機能していました。時代は変わり、今はそのような光景はほとんど見られなくなりましたが、現代の時代に即した在り方として再び「寺子屋」が復活することになりました。
これも地域の方々と協力し、人と人を繋ぐ街のハブとして寺院を活用していきたく存じます。