8月20日(木)最明寺で恒例となったに肉を使用しない仏教の「精進料理」とオシャレなフランス料理を掛け合わせたフレンチ精進料理の会を開催します。
料理をつくるのは大本山・總持寺で精進料理を学び、現在は箱根のオーベルジュに勤務する僧侶・折橋大貴師(常泉寺・副住職)五回目の開催になります。県内の野菜生産者の方々からいただいた野菜が仏教の精進料理とフレンチを融合させた新しい料理へ昇華します。
さらに今回は、メニューを「ヴィーガン」(完全菜食主義)に限定した、より健康志向の食材を使用しての開催になります。ヴィーガンとはベジタリアンに加え、動物性の乳製品や卵も一切使用しないことを意味します。
現在、世界から注目を浴びるヴィーガンですが元々は日本人もヴィーガンとして生活していたことが知られています。
私達、日本人が肉を食べるようになったのは明治時代。それより以前は仏教の精進料理にちなんだ菜食主義でした。殺生を禁じ修行に専念する僧侶は古来より精進料理を食べて生活をしております。
新しい時代への寺院の開き方として、元々仏教がもつ素質を活かし地域の農家と連携しながら、様々な世代の人々へ仏教の良さや日本の食事の原点を知っていただきたいと思います。
多くの方のお申し込み、お待ちしております。
※コロナウィルス感染拡大防止対策としてソーシャルディスタンスの確保、飛沫防止パネルの設置などをしております。
【当日メニュー】
・マッシュルームのパテ・バゲットを添えて
・椎茸とミョウガ、ドライトマトの冷製パスタ
・夏野菜のサラダ オレガノドレッシング
・トウモロコシの冷製スープ
・モヒート風スイカのシャーベット
日時:8月20日(木)12:00-13:00 座禅 13:00-14:00 フレンチ精進料理
料金:おひとり様3500円