2月14日バレンタインデーに当山が参加している、おてらおやつクラブ(https://otera-oyatsu.club/)の活動で
ひとり親家庭へチョコレートのお菓子を送らせていただきました。
この日に合わせて作った最明寺オリジナルチョコレートもお目見えです。
今回も檀信徒及び支援者の方が多くのお菓子をお供え物としてくださり
たくさんのお菓子を送ることが出来ました。加えて、川越にある和菓子屋・彩乃菓(https://www.ayanoka.com/)が
特製のチョコレートどら焼きを子供たちのために提供してくださいました。
大変人気の品で、子供たちもすぐに食べてしまったようです。嬉しい限りですね。
なぜ、仏教寺院がキリスト教のイベントに合わせて発送作業をしているのかと思われるかもしれません。
この行為は外国から見た時に、「固有の宗教を持たない日本人の悪い部分を寺院が増長している」と指さされることも
あるでしょう。しかし、日本においてクリスマスやバレンタインデーは宗教イベントを超越した国民的祝日です。
特別で嬉しい幸せな日を過せる人が居る中で、「つらい我慢の日」を迎えなければならない貧困家庭の子どもたちが居ます。
自分の手の届く範囲に居る人たちを、手助けしたいという思いに宗教は関係ありません。
今回のように他宗教のイベントでも地域の人が集まり、共に発送作業をすることが出来る。
私はこれこそが日本仏教の強みであると思います。タイやインドではこのような活動はまず出来ません。
宗教の垣根を超えて協力し合える共通の「優しさ」を持つ日本人だからこそ出来る活動なのです。
次回は桜が咲く新学期の時期に合わせて、三月末ごろに発送を予定しております。
もし、少量でもお菓子を送ってくださる方がおりましたら最明寺までお送りください(賞味期限にお気を付けください)
大きな活動で出来ませんが、お寺からの小さな支援がお腹を空かしている誰かのお役に立てることを切に願っております。
合掌