【お寺とアートの融合を。暗いニュースばかりが目に付く中、この白いキャンバスで皆を笑顔にすることは出来ないだろうか】
川越に住むアーティスト(Visual Artist)YOHAKUさんが最明寺の襖に素敵な絵を描いてくださいました。
今、国内外から注目されているYOHAKUさんは若い世代を中心にInstagramで絶大な支持を集めているアーティストです(@yohaku_dope.jap.works)
Yahoo!で特集記事も組まれました↓
(https://videotopics.yahoo.co.jp/video/kojinpf/162403)
彼の描く「和の妖怪」と独特のキャラクターは、何処か人を笑わせる不思議な魅力を持っています。オーストラリアで絵の勉強をし、今は地元川越から活動をしておられます。
元々、仏教にも深い関心を持っており仏陀や龍の絵もInstagramに投稿していたことから、今回最明寺に作品を提供してもらう運びとなりました。
龍の背に乗るお釈迦様とそれを囲う可愛い妖怪たち。一体、彼らは何処に向かおうとしているのでしょうか。今にも襖から飛び出して来そうな絵に見えませんか。
お寺に合う絵と言えば「龍」や「達磨大師」の絵がよく見られます。また、言葉で言い表せることを超越した世界「曼荼羅」も数多く見受けられますね。
ただ、これからの時代に向けては若い世代から好まれる、このような仏教に関する「現代アート」がお寺にあっても良いんじゃないかと私は考えます。お寺離れが進む現代社会において、それは若い人や女性に向けての仏教への入門に繋がるかもしれません。
最明寺は海外に比べて芸術が不毛とされがちな日本において、お寺を通じて日本のアートを盛り上げていきたいと思っております。なぜなら絵や音楽、その他多くの芸術作品には言葉を超えて、文化を超えて、国籍を超えて、人を楽しませる要素があります。暗いニュースが続く昨今だからこそ、そのようなポジティヴな要素が今必要とされているのではないでしょうか。
この「妖怪と仏陀」の絵は、今月の下旬まで展示しております。宜しければ、実際に素晴らしい作品を見に来てくださいませ。